Calendar
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< August 2020 >>
RECOMMEND
NEW ENTRIES
RECENT COMMENTS
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
PROFILE
OTHERS
 
栄光アカデミー学習塾塾長の遠藤です
当地で勉強を教え始めてかれこれ25年以上になります
ご意見など、コメントいただければ幸いです
<< 積み重ね | main | 備えは万全ですが・・・ >>
医学部の学生がよくうける質問

今回は私、東海先生が医学部の学生ということで、塾の生徒さんや実習先の患者さんなどから、よく受ける質問をまとめてみたいと思います。
以下の質問は全員と言っていいくらい、ほぼ間違いなく聞かれる内容ですので、これを見ている方も大いに興味のある内容なのではないでしょうか??




Q1「将来は何科に進むんですか?いつ決まるんですか?」

A:「医師になって3年目に決めます。学生中に既に科を決めてる人もいれば、医師になって3年目まで決めない人もいます。」

まず、医学部のシステムについて軽く。
医学部は他の学部と違って6年間あります。
1年は高校の延長のような感じでいわゆる一般教養というものです。
2年以降専門的な分野に入っていきます。解剖実習があるのも2年生です(ヒトの解剖です。もちろん亡くなっている献体といわれる方ですが・・・)
4年生までに内科(循環器・呼吸器・消化器・血液・内分泌・・・)、外科はもちろん、組織学、解剖学、生理学などの臨床とは関係のない「基礎分野」と言われるすべての分野を勉強します。
4年間で教科書的な知識を詰め込んだ後、5,6年は病院実習です。この2年間でもすべての科をまわって実習します。
6年生のビッグイベント、卒業試験・国家試験を無事passすると、いよいよ医者としてデビューします。
はじめは2年間の研修医として、イロイロな科をまわります。
そして、研修を終えて、医師として3年目で自分の進みたい科を選択します。現在は自分の希望する科に自由にいけます。
ちなみに、「何科に進むか?」という質問ですが、自分はなかなか決められずいつも返事に困ります。漠然とですが「内科医かな?」といつも答えています。



Q2「なぜ医者になろうと思ったんですか?」

A:「単純にカッコイイから」

これは人によって答えが違うと思います。
医学部に入学する学生の半分は医者の子供なので、自然な流れで医者を目指す人が多いイメージがあります。
小さい頃、病気の時お医者さんにお世話になってその姿に憧れた人も多いでしょう。
それに加えて大人の話ですが(汗)、高収入・安定職だからと言う人も少なくないと思います(これには落とし穴があって、それ以上の重労働が待ち構えていますが)

私自身きっかけは1つではなくイロイロな思いが重なって医師を目指したのでこれも返事に困る質問です。
高校生当時はカッコイイというくらいで自分でも理由がはっきりと言えなかったと記憶しています。東海は特殊な学校で、周りのほとんどが医学部に進学するのでそれが最も自然な流れだったこともあります。
話はそれますが、今「医者になってよかったか?」と問われれば簡単です。「よかった」です。なぜなら、人のために役に立てて、人体の不思議を追求でき、そして一生学べるからです。自分の知的好奇心を満たして、かつ人の
役に立てるのですから、現時点ではよかったと思っています。



Q3「ほんとに人を切ったりするんですか?倒れる人とかいないんですか?」

A:「当然します。2年生では人体解剖学実習。5,6年では手術室での見学。そして人によっては検死や剖検を見学することも。倒れる人は、時々いるようです。」

まず2年生で、献体といわれる亡くなった方の体をお借りして、人体の基本構造を学びます。大学により異なりますが、1つの献体あたり4人の学生が担当します。ムダにしないよう、頭から足の先まで、徹底的に解剖します。
確かに、解剖室に25体くらいの「献体」が安置されている画は話を聞いただけで衝撃かもしれませんが、不思議なもので慣れます。ご遺体に対しても勉強させてもらっている、という気持ちの方が強く怖いとか気味悪いという気持ちは全くなくなります。実際、ホルマリンにつかっていて、血は抜かれているので、想像しているよりも驚かないのでは!?と個人的には思います。
5,6年の手術見学は、手術する部位以外は滅菌シーツがかかっていますし、抵抗は全くありませんでした。(中には貧血で倒れた学生もいましたが)
検死、剖検とは、亡くなった方の死因を解明するために解剖するのですが、これは先ほどまで生きていた方なので、初めて立ち会った時は衝撃的でした。死因を解明するために、臓器をすべて取り出して顕微鏡で異常がないかを隈無く調べていくんですが、確かにこれは生々しいです。
しかし、これも仕事としてやっていると不思議なもので、慣れてしまうようです。作業過程も多いのでそんなこと言ってられない部分もあります。



Q4「医学部ってことは、頭いいんですね。お金持ちなんですね。」

A「国立大学はお金安いけど偏差値は東大並み。私立医大は偏差値は国立ほどたかくないけど、お金は6年で1億とか!?」

これは、聞かれてほんとに困る質問です。肯定もしづらいし、かといって否定できないからです。
大体の目安として、有名な国立大学=東大理1・理2と思ってもらえたらいいと思います。国立の医学部に入ることが大変なのは事実です。私自身かなり努力しました。授業料は、他の学部の国立大学と同じです。
私立医学部は、それに比べたら入りやすい(とはいっても、ピンきりですが)ですが、授業料がバカ高いようです。大病院の子供とかが多いようで、高級な外車にのるような学生もいるようです(汗)。卒業するまでに1億円かかると聞いた事があります。「一億円プレーヤー」ですね(笑)。






以上が、よく受ける質問でした。
何か聞きたいことがあれば気軽に聞いてください♪
| - | 17:31 | comments(0) | - |